診療科・部門のご案内

先端画像検診センター

部長 松田 尚久 部長 松田 尚久
氏名 職名 専門領域
松田 尚久 教授 消化管内視鏡診断・治療、消化器がん検診

業務内容

当センターは、2011 年8 月から運用を開始した大森病院での検診業務を担当する部門です。「先端画像検診センター」という名称は、いかにも堅苦しく分かりづらいとのご批判もあるかと思いますが、既存の検診施設との差別化し、また、最先端の画像検査を駆使するというのを念頭に名称を設定した背景があります。業務内容も一般的な検診とは一線を画し、大森病院の診療で実際に稼働している種々の検査機器を駆使しながら実施しています。検査項目として、婦人科疾患検診MR、FDGを用いたPET-CT などがございます。また、検診を受診される方々の利便性を考え、平日の受診が難しい方々や混雑を避けるために、土曜日に検査を受けていただけるような検診コースを設定し、ご利用いただきやすいスケジュールを心がけています。

地域連携への取り組み

これまでの区あるいは職域中心の検診と決して競合する内容ではありません。地域でこれまで培われてきたスキームを温存しながら、さらに別の視点から疾病の早期発見を目指すものであることは充分ご理解いただき、お申し込みいただくことを期待しています。

地域連携行事

大田区地域連携学術集会 年2回

お申込み時のお願い

お申し込みは電話または1号館0番窓口で予約をお受けしております。希望される方は所定の方法にてお申し込みください。詳細はご案内のしおりをご参照下さい。

実績(手術/診療/検査)

【#1 婦人科疾患検診MR】

子宮や卵巣の良性疾患(子宮筋腫・子宮腺筋症・子宮内膜症・卵巣腫瘍)及び一部の悪性疾患の発見に役立ちます。子宮がんの早期発見には本検査ではなく、細胞診検査を推奨いたします。
また、この検査は放射線を使用しないため、被曝を気にする方にお勧めできる検査法です。当院では、2年に1度の受診を推奨していることもあり、こちらの検査は、非常にリピーターの方が多くいらっしゃいます。

【#2 PET-CTがん検診】

がんは初期にはゆっくり発育しても、徐々にその増殖速度は速くなり、病院を受診して発見されたときには進行していることが多いのが現状です。PET-CT検査はがん細胞が糖をたくさん消費することを利用して検出する方法であり、早期発見や、がんの活動状況・細かな形態などの情報を得ることが期待できます。さらにピロリ菌感染による胃炎の診断を組み合わせ、胃がんのリスク診断も行っております。ピロリ菌感染の有無を確認することで、胃がんリスクの比較的低い方を選別することができます。ぜひ、お気軽にお問い合わせください。

診療実績(ドック・検診件数)

  2020年
件数
2021年
件数
2022年
件数
脳ドック 9 12 18
婦人科疾患検診 46 30 40
       
PET-CT 28 32 40
合計 83 74 98

先端画像検診センターにおける【検診のご案内】