心血管インターベンション部
スタッフ紹介

氏名 | 職名 | 専門領域 |
---|---|---|
池田 隆徳 | 教授 | 循環器内科一般 |
天野 英夫 | 准教授 | 心血管インターベンション |
戸田 幹人 | 院内講師 (出張中) |
心血管インターベンション |
大久保 亮 | 院内講師 (出張中) |
心血管インターベンション |
矢部 敬之 | 院内講師 | 構造的心疾患、心血管インターベンション |
佐地 真育 | 助教 | 成人先天性心疾患、構造的心疾患、インターベンション |
野池 亮太 | シニア・レジデント | 心血管インターベンション |
松本 新吾 | 助教 | 心血管インターベンション |
相川 博音 | 助教 | 心血管インターベンション |
小島 至正 | 助教(任期) | 心血管インターベンション |
小松 洋介 | シニア・レジデント | 心血管インターベンション |
岡 洋佑 | シニア・レジデント | 心血管インターベンション |
伊藤 良明 | 客員講師 | 心血管インターベンション |
診療内容・特色
心血管インターベンション部は、心血管病に対するカテーテル検査およびカテーテルインターベンションに専従する診療部門です。わが国において心臓カテーテル検査を最も早い時期から開始した施設のひとつです。
当診療部門の前身である循環器診断センターにおいて1977 年より心臓カテーテル検査を開始し、1981 年にわが国で先駆的にカテーテル治療を始め、既に30 年の歴史を有しております。現在、高度石灰化病変、慢性完全閉塞病変など、きわめて治療が難しいとされる症例に対しても積極かつ確実に治療し、高い信頼を得ております。
当院は東京都CCU ネットワークに加盟しており急性心筋梗塞に対する緊急心臓カテーテル検査および治療を24 時間体制で行っております。緊急カテーテル治療を行う体制を整えており、十分満足のいく成績を残しております。
近年、閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療を本格的に導入し、冠動脈同様に慢性完全閉塞病変も積極的に治療しており、高い手技成功を得ております。重症虚血肢の治療も増加しており、壊疽による切断回避、切断領域の縮小に貢献しております。
心臓血管外科とハートチームを結成し、2018年12月より高度大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)を開始しています。また、2022年1月より重症僧帽弁閉鎖不全症に対する経皮的僧帽弁クリップ術(MitraClip)を開始し、高齢者など脆弱な患者さんに対する低侵襲な治療が可能となっております。
当診療部門の前身である循環器診断センターにおいて1977 年より心臓カテーテル検査を開始し、1981 年にわが国で先駆的にカテーテル治療を始め、既に30 年の歴史を有しております。現在、高度石灰化病変、慢性完全閉塞病変など、きわめて治療が難しいとされる症例に対しても積極かつ確実に治療し、高い信頼を得ております。
当院は東京都CCU ネットワークに加盟しており急性心筋梗塞に対する緊急心臓カテーテル検査および治療を24 時間体制で行っております。緊急カテーテル治療を行う体制を整えており、十分満足のいく成績を残しております。
近年、閉塞性動脈硬化症に対するカテーテル治療を本格的に導入し、冠動脈同様に慢性完全閉塞病変も積極的に治療しており、高い手技成功を得ております。重症虚血肢の治療も増加しており、壊疽による切断回避、切断領域の縮小に貢献しております。
心臓血管外科とハートチームを結成し、2018年12月より高度大動脈弁狭窄症に対する経カテーテル大動脈弁留置術(TAVI)を開始しています。また、2022年1月より重症僧帽弁閉鎖不全症に対する経皮的僧帽弁クリップ術(MitraClip)を開始し、高齢者など脆弱な患者さんに対する低侵襲な治療が可能となっております。
研究
冠動脈疾患に対する心血管インターベンション(PCI)治療、下肢閉塞性動脈硬化症(ASO)に対する下肢インターベンション治療(EVT)に関する臨床研究を数多く行っております。
急性冠症候群による心停止症例の心拍数と予後の関係、PCI時のバーチャル画像による放射線被ばく低減の有用性、血清インドキシル硫酸と冠動脈プラーク性状および予後との関係、冠動脈疾患の予後と新規抗血小板薬の血小板凝集能との関係、脂質異常のマーカーであるLP(a)と心血管イベントとの関連性、EVTと下肢血流の改善などの研究を行い、実臨床の治療に生かしております。
急性冠症候群による心停止症例の心拍数と予後の関係、PCI時のバーチャル画像による放射線被ばく低減の有用性、血清インドキシル硫酸と冠動脈プラーク性状および予後との関係、冠動脈疾患の予後と新規抗血小板薬の血小板凝集能との関係、脂質異常のマーカーであるLP(a)と心血管イベントとの関連性、EVTと下肢血流の改善などの研究を行い、実臨床の治療に生かしております。
主な対象疾患
- 急性心筋梗塞
- (労作性・不安定・冠攣縮性)狭心症
- 下肢閉塞性動脈硬化症
- (冠動脈・下肢動脈)慢性完全閉塞病変
- 大動脈弁狭窄症
- 僧帽弁閉鎖不全症
地域連携への取り組み
緊急性の高い患者さんの受け入れを迅速かつ適切に行うため、当院循環器内科医に直接つながる循環器内科ホットラインを開設しており、平日の日勤帯は心血管インターベンション部医師が対応致します。夜間当直帯は循環器内科当直医が対応し、全ての時間帯で虚血性心疾患のみならず循環器救急疾患に対し幅広く受け入れ要請にお応えできる体制となっております。
地域連携行事
虚血性心疾患勉強会を年数回開催しており、ご紹介頂きました患者さんの症例提示を含め、最新の虚血性心疾患診療についてご紹介しております。
紹介時のお願い
心血管カテーテル検査を依頼する場合は地域医療支援センターのパートナー経由でご紹介ください。緊急時は循環器内科ホットライン(循環器内科HPをご参照ください)あるいは救急隊要請によりCCU ハートラインをご利用ください。
他院でカテーテル検査・治療を経験し、その後のフォローでお困りの場合、あるいは複雑病変でカテーテル治療が難渋すると判断された患者さんもご相談ください。
他院でカテーテル検査・治療を経験し、その後のフォローでお困りの場合、あるいは複雑病変でカテーテル治療が難渋すると判断された患者さんもご相談ください。
診療実績
主な検査・治療 | 2021年度 ( ) は前年度 |
---|---|
心臓カテーテル検査 | 846件 |
冠動脈インターベンション | 393件 |
うち緊急冠動脈インターベンション | 109件 |
左室造影検査 | 35件 |
下肢造影検査 | 158件 |
血管内超音波(IVUS)検査 | 389件 |
血管内光断層(OCT)撮影検査 | 74件 |
高速回転式経皮経管アテレクトミー術(Rotablator) | 36件 |
経皮的血管形成術(PTA) | 168件 |
大動脈弁狭窄症のカテーテル治療(TAVI) | (29)件 |
僧帽弁閉鎖不全症のカテーテル治療(MitraClip) | 3件 |
心臓CT検査 | 666件 |
うちFFR-CT検査 | 13件 |
当院では心臓外科とカンファレンスすることにより最適な治療法を選択でき、救命救急科と連携し、術前術後の管理を厳重にすることにより重症例を救命しております。狭心症、心筋梗塞は、糖尿病、腎疾患など別領域の病気を合併することが多く、当院では速やかに他科と協力することにより多角的な治療が可能です。
心血管インターベンション部スタッフ
