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ラニチジン塩酸塩製剤を服用されている患者様へ

2019年10月18日


 胃酸分泌抑制薬である「ラニチジン塩酸塩」の有効成分に発がん性の可能性があるとされるN-ニトロソジメチルアミン(NDMA)が基準値を超えて混入していたことが判明したため,販売メーカーが自主回収を行っております。
 お手持ちの医薬品の中に,回収対象薬品(下記)がございましたら,自己判断によって服用は中止せず,当院またはお薬を受け取った保険薬局にご相談下さい。

回収対象薬品

・ザンタック錠          ・ラニチジン錠「タイヨー」
・ラニチジン錠「KN」      ・ラニチジン錠「ツルハラ」
・ラニチジン錠「JG」      ・ラニチジン錠「トーワ」
・ラニチジン錠「YD」      ・ラニチジン錠「マイラン」
・ラニチジン錠「サワイ」     ・ラニチジン錠「日医工」

NDMAによる影響

 NDMAは発がん性物質であり,重篤な健康被害に至る可能性は否定できませんが,これまでに発がん性を示唆する事象は認められていません。

 なお,患者様が服用を終える前のラニチジン塩酸塩製剤を代替薬に切り替えるために医療機関を受診した際に生じた費用は,製薬会社で負担いただけます。

手続きの流れ

※詳細については,製薬会社のホームページをご覧ください。

※なお,当院ではラニチジン塩酸塩製剤については,既に処方を停止し,別の薬剤に変更し対応しております。


問い合わせ先
東邦大学医療センター大森病院 03-3762-4151
薬剤部 医薬品情報室(内線3494)