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二段階胚移植

体外受精胚移植の着床不全の原因のひとつに受精卵胚と子宮内膜の反応不全があります。
ある研究では着床準備のためには、胚からのシグナルが子宮内膜と同調して着床環境を整えていると考えられています。
胚盤胞移植単独ではそれよりも前にそのシグナルを送るタイミングがないために、着床環境が整わず着床不全の原因の一つになる可能性があります。そこで、胚盤胞移植の数日前にも胚移植を行い、胚移植を2段階で行うことにより、子宮内膜が刺激を受け、胚の着床に適した環境が作り出されると考えられています。
ただし、2個の胚を移植することになるため、多胎妊娠のリスクが上昇します。

適応

胚移植を必要とする不妊症のカップルのうち、35 歳以上の女性、または 2 回以上の胚移植で続けて妊娠不成立であった女性

方法

体外受精・顕微授精により得られた受精卵を体外培養し 、採卵後2〜3日目に初期胚を1個移植し、採卵後5日目に胚盤胞を1個移植します。

費用

先進医療のため、自己負担は60,000円です。
それ以外の診察・検査・薬剤等は保険診療になりますので、実際にお支払いになる費用は「60,000円+保険診療分(自己負担割合により各自異なる)」となります。