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子宮内膜スクラッチ

子宮雨内膜スクラッチは胚移植をする前に人工的に子宮内膜を引っ掻き小さな傷をつける方法です。Amihai Barashらの研究で子宮内膜をサンプリングした後に体外受精で胚移植をおこなった場合通常より妊娠率が増加したと報告され注目されました。子宮内膜に小さな傷がつくことでそこを修復するため様々な成長因子など分泌され結果的に子宮内膜の着床に対する反応が促進し着床しやすくなるとされています。

適応

複数回、胚移植したにもかかわらず妊娠に至らない症例です。

方法

移植をする前の月経周期の黄体期に子宮内膜細胞診用の器具使用し子宮内膜を引っ掻き小さな傷をつけます。翌周期に通常通りのスケジュールで胚移植を行います。

費用

この検査は先進医療のため、先進医療にかかる費用は自己負担(5,500円)となります。
それ以外の診察・検査・薬剤等は保険診療となりますので、実際に患者様がお支払いになる費用は、「5,500円+保険診療分(自己負担の割合で各自異なる)」となります。