活動して頂いている方々

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ボランティア活動を始めて

N・Iさん

私がボランティアを始めようと思ったきっかけは、毎晩娘達に絵本の読み聞かせをしている時、週1回位なら入院中の子ども達に何かできることがあるのではないかと考え思いきって応募してみました。

面談の時、専業主婦なので同じような仲間がいる外来ボランティアはどう?と声をかけられました。 自分は人前に立つことははずかしく、裏仕事が好きでしたが、当時は東北の震災の直後だったということもあり、私でお役に立つことがあるのならば「やってみよう」と始めました。

ボランティア活動の日は毎朝気持ち良く目覚め、いつも以上に家族にも優しく声をかけている自分がいます。 でも活動を始めても長く続かないかも知れない、家族からも「医療の知識もないのだからじゃまなだけだからやめろ」と反対されました。 家族にはぜったいに迷惑をかけないと心に誓い活動を続けていると、ふとした事から近所で週3回の介護のパート、今は別の職場でフルタイムの仕事をするきっかけになりました。

外来ボランティアを始めたことをきっかけに生活にリズムがつき、いきいきとハリのある人生を送れています。 始めはやめろと言っていた主人も今となっては自分の外来予約日を私の活動日に合わせたり、外来に立っている私の前をわざわざ通って見たりしています。

外来の場所を聞かれたり、自分から声をかけたり患者さんとはその場一瞬だけの関わりですが、心があたたまる事はたくさんあります。来院される患者さんは、誰かの大切な人。その患者さんが黄色いエプロンの外来ボランティアが関わることで少しでも心を和ませて頂けたらとても嬉しいなあと思っています。8年が経ち今もこの様に感じながら活動しています。
中央採血室で受付のお手伝いをしています。
検査室などの場所を聞かれることもありますので、ご案内しています。

T・Hさん

家族の付き添いとして東邦大学医療センター大森病院を初めて訪れたときに、黄色のエプロンをしたボランティアの方々にたいへんお世話になりました。その時の感謝の思いから、定年退職後は私もこの病院でボランティア活動をさせていただきたいと願い、面接を受けました。そして外来案内のボランティア活動を始めて1年半が経ちました。

主な活動内容は、各館の再診自動受付機や自動支払機の対応、施設内や各診療科へのご案内・移動のお手伝い、車椅子での搬送、時には入院を控えた患者さんの手続きまでご案内することもあります。

近頃ようやく迷っている方に声をかけられるようになりました。

「何かお困りですか」「(診療科の)場所、おわかりになりますか」

病院には大勢の方が従事していらっしゃいますが、皆さん忙しそうで、私自身の経験からもちょっとしたことが聞きにくいものです。「売店はどこにあるの?」「大森行のバス停はどこですか」「一番近い(外の)薬局は?」このような時、黄色のエプロンの人には聞きやすいと思っていただければ幸いです。

気難しい患者さんに接することもありますが、感謝の言葉を掛けられると素直に嬉しく、活力をいただいています。

病院を訪れる患者さんとご家族のお役に立てられるよう、微力ながらこれからも活動していきたいと思っています。
はじめて来院する患者さんに手続きの方法や、場所の案内をしています。
一緒に活動しているボランティアさんと協力しお手伝いしています。
(中央がT・Hさん)

お問い合わせ先

東邦大学医療センター
大森病院 病院ボランティア

〒143-8541
東京都大田区大森西6-11-1
東邦大学医療センター大森病院 ボランティアルーム
TEL:03-3762-4151(代表)
FAX:03-3768-3620(代表)