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小児病棟のおはなし会

水曜日夜7時になると、小児病棟に「おはなし会」のメンバーがやってきます。「おはなし会」というのは、病室ひとつひとつにお邪魔して、入院している子どもたちと絵本や紙芝居を一緒に楽しむのです。とは言っても、お父さんやお母さんと離れて心細い子どもたち、絵本や紙芝居といってもなかなか気持ちはほぐれません。そんなときには一緒にトランプで遊んじゃったりすることもあります。
でもね、やっぱり絵本はこころのクスリ。遊びだけで終わらずに、おはなしを読みます。どの本にしようか、と絵本を並べて答えてもらったりしながら、読んでみます。
一冊読み終えたときに子どもの口からもれる小さなため息。何か子どものこころに沁みこんだのを感じる一瞬です。『もっと読んで』とうれしいリクエストに応えて読み進めるのも楽しいひと時。外に出られない子どもたちなので、季節に合わせた本を選ぶように心がけています。
同じ部屋になったものの、友達になるきっかけをつかめないでいた子どもたちが、一緒におはなしを楽しむことで会話が始まる、なんてうれしい副作用もあるようです。
「おはなし会」は1989年3月から活動を続けています。当時小児科教授でいらした塙先生に、入院している子供たちに本を読んであげたいと申し上げましたら、看護部と病棟婦長さんたちとの打ち合わせを設定していただき、「おはなし会」が実現しました。
また、月1回土曜日の「お絵かき教室」とともにボランティアグループ「ぐりぐら会」を結成しました。絵本「ぐりとぐら」の、みんなと一緒に楽しむことが大好きな主人公たちにあやかりたいと願ってのネーミングです。以来、たくさんの東邦の職員や医学生、看護学生、それから口コミで社会人の方がぐりとぐらとして活躍してくださいました。
活動はかれこれ25年になります。『また入院するのは嫌だったけど、おはなし会があるからいいと思った』『余裕ができたら、私も読み手として参加したいと思ってます(お母様より)』など、数々のうれしいことばをいただいています。

小児病棟 ぐりぐら会(おはなし会)牛沢 典子